40代からの読書

【地味でも一歩ずつ】40代サラリーマンが読書で積み上げた成長記

※本記事はPRリンクが含まれています。

  • 40代から読書始めても遅いよな~
  • でも読書する人は生涯年収が高いとも聞くし
  • 平凡な自分でも読書で変われないかな~


40代からの読書は「遅い」どころか、武器になると感じています。

なぜなら読書は地道な努力のたまものだから。日本人の半数は読書をしないと言われていますし、社会人になると勉強する人はさらに少なくなります。

つまり、読書は他の人と違うことをするチャンスです。

管理人について

私は17年目の理学療法士で、糖尿病療養指導士の資格も保持。

運動は5年以上継続し、さらに糖質制限も3ヶ月続けています。

自分の体の変化について発信しています。


この記事では、地味で平凡でまだ成功もしていないサラリーマンのわたしが、なぜ読書を続けられるのか?読書を続ける意味や楽しみを伝えていきます。

この記事を読むことで、

メリット

  • 昨日までの自分から一歩踏み出せる
  • 読書を習慣化できる
  • 深みのある40代に一歩近づける


先に結論を伝えると、40代からの読書がむしろチャンス!短時間でもいいので数ページから始めてみましょう。

私が30代半ばから読書を始めた理由と変化

30代のとき、このままただ仕事しているだけだとマズいと感じた。 マズいと感じつつも、動画をみたり、ネットサーフィンして時間を潰す毎日。

一つの動画が目にとまる。

まこなり社長の動画で、いわゆる「ビジネス系ユーチューバー」の動画である。

人生を変えたい、収入を増やしたい、他の方と差をつけたい” 経営者や成功者が行っているのが読書だと知る。

とりあえずまこなり社長がオススメしていたかは忘れたが、アドラー心理学の「嫌われる勇気」を購入。

当時、楽ばかりして患者のリハビリをテキトーにやっている先輩がどうしても許せない。そして、視界に入ってはイライラする毎日。

この一冊が、わたしにはない考え方を与えてくれる。

そして、職場の人間関係で悩んでいた当時のわたしの悩みを軽くしてくれた。

物語形式で読みやすく、初めて「本はすごい!楽しい」と感じさせてくれた。 これが読書を始めるきっかけになる。

人間関係の悩みを軽くしてくれた本はこちら。



読書を習慣にして起きた生活・仕事の変化

これから少しずつ読書を習慣にしようと思ったときに、まずは生活習慣を整えよう。少しでも仕事に役立つ本を買ってみようと思った。

動画でおすすめされている「時間術、頭を良くする、読書術、メンタルを整える」など、自分の生活に活かせそうな内容を中心に読み始める。

夜型から朝方の生活に切り替え、軽く散歩をはじめたり、日記をつけたり、読書ノートをつけるなど出来ることからやってみた。

すると

  • スマホで動画を見る時間が減った
  • 娯楽の動画から情報を得るための動画を見るようになる
  • 付き合う仲間が変わる


特に大きく変化したのが一緒にいる職場の仲間である。

プライベートでもよく遊んでいたが、次第に距離を取るようになった。

嫌いになった訳では無いが人の噂話や馬鹿にすることが多かった当時の自分とその仲間

本に書いてある「愚痴や悪口を言わない」を実践する自分にとって、今までの仲間と価値観や考えに違いが出て結果的に離れることになった。

読書は人間関係も変える力がある。

昇進したものの悩みも感じたリアルなエピソード

読書を習慣にし、生活も少しずつ変えてから約2年くらいが経った頃。

詳細は省くが、職員全員が経営者と面談することになる。 仕事の思いや、挑戦したいことを経営者に伝えたことで新年度から主任として昇進。

また介護認定審査会という介護度を決める会議の委員にも選出され、仕事は増えるが収入も増えた。

昇進したのはありがたいが、直属の上司であるリハビリ科長とはうまが合わない

上司は自分のお気に入りの方を主任に推薦。 現在は主任が2人いる状態になっている。

正直、どの職場でも上司に媚を売り、気に入られる方が昇進しやすい

だが、自分が正しいと思うことを曲げてまで上司に媚を売り昇進するような生き方はわたしにはできない。

わたしも生き方が下手なのだと、2025年現在も感じているところ。

毎日30分読むだけでOK|読書習慣の作り方

長々と読書にきっかけなど話して来ましたが、ここからは読書について具体的な方法を解説していきます。

  1. 小さく始める(30分から)
  2. 「日常の気になる」を読む
  3. 小説も取り入れて心をリフレッシュする


それぞれ習慣化のポイントを見ていきます。

小さく始める(30分から)

とにかく少しでいいから始めることです。

30分と書きましたが、5分くらいでも問題なし

はじめから30分や1時間読書しようと思ってもできません。 慣れないことを始めるのだから、まずは負担に感じない程度の時間から始めるのがオススメ。

  • 5分だけ読む
  • 2~3ページだけ読む
  • 常にカバンに忍ばせる


こんな感じです。

常に持ち歩いてないと、「いざ読みたい!」となった時に読めません。

また常に持ち歩くことで、嫌でも本が意識されちょっとしたスキマ時間で読む習慣の手助けにもなります。

とにかく本を開かない日はない状態を作りましょう。

「日常の気になる」を読む

わたしの読書は「日常の気になる」を中心に読みます。

せっかく本を読むなら問題を解決したり、得をしたり、少しでも楽しい思いをしたいから。

例えば、

  • お金を「効率よく増やしたい」からお金の本
  • モテたいなら「大人の色気」の出し方の本
  • 「疲れが取れない」なら睡眠本


こんな感じです。

人間は興味を持ったものしか続きません。読書を習慣にするには自分の興味のあるものを読んだほうが絶対に良い!

青葉
青葉

わたしは最近、スマホカメラの本とか断捨離の本など、過去の自分なら考えられない本を買ったよ!


日常の気になるを読むことで、興味の幅は自然と広がります。 ぜひ試してください。

小説も取り入れて心をリフレッシュする

勉強や問題解決ばかりの読書だと疲れてしまいます。読書が嫌いになっては元も子もない。

小説を読むのも習慣化には必要だと考えています。

小説の良いところは「感情がゆさぶられる」ところだと個人的には思っていて、非日常を疑似体験できるのはすごいところ。

例えば、

  • 「恋愛小説」で泣ける
  • 「ファンタジー」でワクワク
  • 「ミステリーやホラー」でドキドキ


小説は想像力をかき立て、他者への共感力などが高まると言われています。

ビジネス書や自己啓発書などに抵抗ある方は、小説で習慣化するのがおすすめです。

続けるための工夫|誘惑に負けないために

読書を毎日継続するためには、誘惑に勝たねばなりません。

テレビやスマホ、パチンコなど娯楽はたくさんあります。 すべての娯楽を我慢しろとは言いませんが、少しでも読書に費やす時間を確保出来るよう、工夫してみましょう。

完璧主義を手放す

  • 毎日読書しなければならない
  • 1時間は読書する
  • 毎日10ページ読む


こんな目標を立てたりしていませんか?

「しなければならない!」という目標は、読書への興味を失うことに繋がります。 目標を完璧に達成することは難しいです。

「急遽予定が入る」、「なんとなく気が乗らない」そんな日も必ずあります。

完璧主義より、できなかったら少しでも良いから読書しようというスタンスのほうが長続きします。

今の自分に必要な本を選ぶ

本は自分を成長させたり、問題を解決したり、癒やしてくれるものです。

興味がなく、今の自分に関係のない本を手にとると読書は続きません。

  • お金がほしいなら副業の本
  • 身体を鍛えたいなら筋トレの本
  • 泣きたいなら小説


などなど、今の自分に合った本を手に取ってみましょう。 ネットのでの情報とは違った感覚や発見がありますよ。

スマホを遠ざける

現代人のほとんどはスマホ依存になっています。 読書を続けたくてもスマホの誘惑には勝てません。

ではどうしたら良いのか?

物理的にスマホを遠ざけるしかありません。

  • 1時間だけ電源をきる
  • 違う部屋に置く
  • 本だけ持って出かける


1日ずっとスマホをさわるなと言うのではなく、離れる時間を作るのがポイント。

青葉
青葉

わたしもスマホの誘惑には勝てずアニメを見てしまいます。


本だけをじっくり楽しみ時間を意識して作ってみることが大事です。

40代からの読書で意識したい3つのポイント

40代になればそれなりに人生経験を積んでいる方もいるでしょうし、 役職についてる方もいるでしょう。

でもこの記事にたどり着いた人は、おそらく「このままではマズい」「少しでも変わらなきゃ」と焦っている方も少なくないはず。

ただ読書するよりは、1つでもテーマや目標などを意識した読書が血肉になります。

  1. アウトプット前提で読む
  2. テーマを絞って読む
  3. 小説も侮らない(感性を磨く)


詳しく見ていきます。

アウトプット前提で読む

40代になると、ただ知識をインプットするだけでは足りないと感じています。

本を読んで「いい話だったな」と思っても、何も行動に移せなければ時間の浪費にもなりかねません。

だから私は、「これ、明日から使えるかな?」「誰かに話せるかな?」と意識しながら読むようにしています。

たとえば、読んだ内容を手帳にメモしたり、SNSで一言感想を書いてみたり。

アウトプットする前提があると、読み方も変わりますし、記憶への定着も良くなります。

読書は「知る」こと以上に、「使う」ことで効果が出ると実感しています。

アウトプットについて学びたい方は「この本!」


アウトプットを広めた第一人者、樺沢紫苑先生の著書です。読みやすく実践しやすい内容ですのでオススメです。

テーマを絞って読む

40代になると、ただ興味本位でいろんな本を読むよりも、「今の自分に必要なテーマ」に絞って読むことが大切だと感じています。

たとえば、私の場合はこんなテーマを意識してきました。

  1. 人の上に立つことが求められ始めた → リーダーシップやマネジメントの本
  2. 将来の働き方に不安がある → お金・副業・キャリア戦略の本
  3. 自分をもっと整えたい → 習慣・健康・時間管理の本


テーマを決めて読むと、内容がより自分ごととして入ってきますし、 「この本から何を得よう」と目的意識を持って読めるので、読書の質がグッと上がります。

青葉
青葉

リーダーシップやマネジメントは今でも苦手。わたしには向いていないのかも…



小説も侮らない(感性を磨く)

40代になってから、小説のような「感情に訴える本」も大切だと感じるようになりました。

以前は「実用書だけ読めば十分」と思っていましたが、小説には人の気持ちや人生の機微を知る力があると気づきました。

ビジネスやスキルの知識も大事ですが、感性や共感力が求められる場面も増えてきます。

リーダーとして人と向き合うときや、家族との関係、自分自身の内面を見つめ直すときなど。

そんなときに、小説が思いがけず力になってくれることがあります。

読書で人生はどう変わるのか?

収入はすぐに増えなくても、確実に“自分”が変わる 。

30代半ばから、ようやく本を読む習慣がつきはじめました。

それまでは「読書=暇な人がするもの」くらいに思っていた自分が、今では毎朝の読書が当たり前になり、生活全体にも変化が出てきました。

大きく変わったのは、思考・習慣・人間関係の3つです。

思考が整い、前向きになった

読書を始めてすぐに感じたのは、考え方がポジティブになったことです。

例えばビジネス書や自己啓発書を読むと、「失敗=成長のチャンス」という視点を知ることができます。

今までは失敗を恐れて避けていた場面も、「まずやってみよう」と少しずつ行動するようになりました。

読む本の内容が、いつのまにか自分の内面の声になっていく感覚です。

ネガティブな感情に振り回されず、「次にどうするか?」を冷静に考えられるようになったのは、読書の大きな成果です。

習慣が変わり、生活の土台が整った

読書を通じて「朝活」や「健康管理」「習慣化」などのテーマに出会い、少しずつ生活習慣も整えていきました。

今では、朝は早起きして静かな時間に勉強やブログ作業、職場に早く行き読書、夜はスマホを見る時間を減らして早く寝る。そんなリズムが自然と身についています。

運動や食事も意識するようになり、「体と心の整い方」が以前とはまるで違います。

読書は意外と“根っこの習慣”を支える力があると、今になって実感しています。

人間関係にも少しずつ変化が

驚いたのは、読書を続けていると人との接し方も変わることです。

小説で人の感情に触れたり、心理学の本でコミュニケーションを学んだりする中で、少しずつ「相手の立場で考える」視点が育ちました。

わたしの仕事は理学療法士ですので、患者さんやケアマネさんと接する際には大きく役立っています。 また、職場でも「聞き役」にまわる場面が増えたり、後輩から相談を受けることも増えました。

もちろん、いきなり人間関係が劇的に変わるわけではありません。 でも、読書は確実に「相手を見る目」を変えてくれます

収入はまだ大きく増えていない

正直に言うと、収入はすぐには上がっていません。

ただ、読書を通じて得た習慣や考え方のおかげで昇進のチャンスをつかめたり、自分の考えをまとめて伝える力が身についてきたりと、仕事の中身は着実に変わってきました。

成長は“外から見えにくい”部分から始まります

でも、それが積み重なると、確実に次のステージへとつながっていく。

そう信じられるようになったのも、読書のおかげです。

あなたがどんな本を読むかは自由です。

でも、1日たった10分でも、読書を習慣にするだけで、自分の土台が静かに、でも確実に育っていくことは間違いありません。

まとめ|読書は未来の自分への最高の自己投資

読書は、即効性のあるノウハウではないかもしれません。 けれど、確実に未来の自分を支える“土台”をつくる習慣です。

仕事で迷ったとき、家庭で悩んだとき、自分の軸がブレそうになったとき―― 私が立ち止まって考える力を持てたのは、読書を通じて「思考する習慣」を身につけられたからでした。

毎日忙しい中でも、まずは1日30分だけ本を開く時間を作ること

それだけで、1ヶ月後、半年後、1年後の自分が少しずつ変わっていきます。

40代からでも、まったく遅くない 「もっと若い頃に読書していれば…」と思うこともあります。

でも、40代だからこそ、本の言葉が刺さる瞬間が増えていると実感しています。

仕事、家庭、老後、体調、人生の折り返し―― 考えることが多くなる今だからこそ、読書はより深く、実感を伴って自分の血肉になります。

今が、変わるチャンス!

読書は地味です。成果もすぐには出ません。

それでも、未来の自分に“投資”できる数少ない習慣です。

1日30分だけ、自分の時間を取り戻して、 「少しでも成長したい」と願うあなた自身を育てる―― 読書は、そんなあなたの努力にきっと応えてくれます。

40代からでも遅くありません。むしろ今が、最高のスタートです。

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