40代からの読書

【40代の付加価値】このオムライスに、付加価値をつけてくださいレビュー

※本記事はPRリンクが含まれています。

  • 付加価値ってなんなの?
  • 自分の付加価値を知って仕事に活かしたい。でも付加価値ってどう作るの?
  • そもそも自分に価値はあるのだろうか…


わたしが本書を手に取った理由です。

40代に入り、ある程度の経験も積んだはずなのに、心の中にある“空白”が埋まらない。

40代以降になると自分に価値があるのか悩むことも増えました。

付加価値について再度考える時間を持つことは大切です。 このまま「同じ価値観や考え」で仕事を続けても10年後も結果は変わらないと感じるからです。

管理人について

私は17年目の理学療法士で、糖尿病療養指導士の資格も保持。

運動は5年以上継続し、さらに糖質制限も3ヶ月続けています。

自分の体の変化について発信しています。


この記事では「このオムライスに、付加価値をつけてください」の感想をまとめています。

この記事を読むことで、

メリット

  • 自分の価値が見えてくる
  • 付加価値の考え方がわかる
  • 付加価値とは視点である


最初に結論を伝えると、「付加価値はすでに自分の中にある。あとは気づくだけ」です。

つまり、視点を変えるということ。

本書を読みながら付加価値とはなにか?自分の価値はどうか?をゆっくり考える機会が持てました。

ぜひ気になる方は手にとってください。



出会い:本との出会いと第一印象

最近のわたしは仕事をただこなすだけの毎日になっていました。

決められた患者さんのリハビリをこなし、病院のためにひたすら稼ぐ。

正直、精神的にかなり疲弊していました。 そんなときに出会ったのが本書です。

タイトルを見て、正直「なんだこの本?」と思ったのが第一印象

このオムライスに付加価値をつけてください』──なんとも変わったタイトルでした。

たかがオムライスにそこまで付加価値なんかないでしょ。

そう思いつつ、でもなぜか気になって、手に取ってみたんです。

オムライスにも付加価値を作れるなら、自分自身にも付加価値を作るヒントがこの本にはあるんじゃないかって。

読み進めるうちに、「この視点は自分には足りないものばかりだ」と気づくことができました。

気づき:この本がくれた視点

「このオムライスに付加価値をつけてください」は

  1. 付加価値とはなにか?
  2. 自分の付加価値の作り方
  3. 付加価値の考え方
  4. 付加価値を作る技術


について構成されています。

オムライスに付加価値を与えられるのと同じように、仕事にも、そして自分の付加価値を探したり作る技術が凝縮されています。

わたしの気づき

付加価値を作る技術や考え方はもちろんですが、「自分にとっての普通」が付加価値になるのは収穫でした。

わたしは、常日頃から患者さんには

  • 敬語を徹底する
  • 目線の高さを合わせる
  • リハビリの時間を守る


当たり前なのですが、忙しくなるとできない職員がかなり多いです。

患者にタメ語で話したり、車椅子の患者を見下ろしていることは多々あります。

青葉
青葉

家族の前では敬語でも、患者さんの前ではタメ語の職員は想像以上に多いよ!


当院だけがそんな環境なのかもしれませんが、実際にそうしたことがよく見られます。

わたしは、誰でも敬語で接し、しゃがむことで目線を合わせることを徹底していました。

これはわたしにとっては普通ですが、他の職員はできていないことで、わたしの付加価値なのではという気づきでした。

視点次第で付加価値になる

普通が付加価値になるのなら、「視点を変える」のが効果的なのだと知りました。

つまり、「他の人がやっていないことをやる、もしくは探す、始めてみる」などです。

わたしなら、

  • AIをちょっと勉強して仕事に活かす
  • ブログを始める
  • 運動を継続する


これらはわたしの周りの人がほとんど行っていないことです。

ブログを始めたことで、訪問リハのサイトも自作できました。

また運動を継続することで心身ともに強くなり、健康的に生活できています。

どの仕事もそうですが、心も身体も無理していない状態で仕事をこなすのは大切だと感じます。

青葉
青葉

簡単に言うと常に余力を残しておくということ!


わたしは運動を継続しているおかげか、他のスタッフよりも休まず仕事が行えています。

確実に患者さんにリハビリを提供できるので、心身ともに強いことは付加価値であると感じました。



実践:自分の働き方を見直すようになった

この本を読んでから、仕事に対する見方が変わりました。

そして少し気持ちが楽になったように感じます。

「患者さんよりお金を稼げ」「なるべくたくさんの患者を回せ」と指示されて疲弊していたわたしが、「目の前の患者さんに、やるべきことをしっかりやろう」「しっかりリハビリの時間を提供しよう」と自分の正しいと思っていたことをやるべきだと再確認しました。

おそらく自分の「正しいや正義」を貫くこともわたしの付加価値ではないかと思ってます。

青葉
青葉

わたしならそんな人にリハビリをしてもらいたいと思う!


同じ仕事でも、ちょっとした一言や、相手の立場を考える視点が“付加価値”になる。

無理に自分を飾る必要はないし、何者かになる必要もない。ただ、“今の自分にできること”に価値を見いだすこと。

それこそが、働き続ける理由になるんじゃないかと思えました。

まとめ:このオムライスに、付加価値をつけてくださいレビュー

自分の価値がわからず、立ち止まっている人にこそ、読んでほしい本です。

特に

オススメな人

  • 自分には価値がない
  • 同僚や後輩が出世したのに自分は置いていかれてる
  • わたしは無能だ
  • あいつばっかりひいきされて憎い
  • 自分だってこんなに頑張ってるのに


心の中でこんなことを考えている人にはオススメです。

実際にわたしの心の中はこんな感じです(笑)

表には出しませんが、自分自身は醜いな~と感じてます。

そんなわたしに「がんばらなくていい。でも、気づくことはできる」 この本は、そんなメッセージをくれる優しい本でした。

きっと、あなたの仕事にも、小さな光が差すヒントになるはずです。

気になった方は、ぜひ手に取ってみてください。

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