※本記事はPRリンクが含まれています。
- 職場のあの人が嫌いだ
- なぜあの人は全然働かないで楽ばかりするんだ
- この人と働くのめっちゃストレス
こんな思いをしながら働いている人も少なくないですよね。私もこんな気持ちを抱くことが多々あります。
自分の気持ちを尊重することも大事ですが、実は多くの認知バイアスによって偏った相手の見方になっているかもしれません。
周りからの信頼をなくし、自身を孤立させる危険性さえあると感じます。
管理人について
私は17年目の理学療法士で、糖尿病療養指導士の資格も保持しています。
運動・朝活・読書を5年以上継続しています。
本や論文で得た知識を生活に活かし、自分の体の変化について発信しています。
この記事では、「だれもわかってくれない傷つかないための心理学」を読んだ私が、日常生活で使える認知バイアスについて解説しています。
この記事を読むことで、
メリット
- 確証バイアスについてわかる
- 初頭効果はなぜ危険なのか
- 対応バイアスもわかっちゃう
以上の3点を知るだけでもかなり気持ちが楽になるはずです。
しかも自分のバイアスに気づける人は頭が良い(笑)
結論を先に伝えると、認知バイアスはだれにでも起こり得るものですが、ほとんどの人が気づきません。
心理学に知識がある人はバイアスに気づけるので楽に、そしてちょっと頭が良い人になれる気がします。
気になる人は、続きをどうぞ。
この本を読もうと思った背景

わたしが本書「だれもわかってくれない傷つかない心理学」を読もうと思ったのは、
- 自分のことをわかってもらうのは難しいなと感じる
- 上司とか一部の同僚にイライラすることが多い
- DAIGOさんがおすすめしていた
こんな感じの理由から読み始めました。
わたしは仕事はコツコツと黙ってするタイプで、患者さんとリハビリするときは患者さんとのコミュニケーションが一番大事と考えています。
しかし、患者そっちのけでスタッフ同士が話している場面が多々あるなど、自分の価値観と違うとちょっとイライラしてしまう自分がいます。
だから心理学で少しでもイライラの正体であったり、解消することができれば良いなと思いこの本を手に取りました。
おそらく、価値観の違いでぶつかることが多い人は本書は役立つはずです。
本の概要(ざっくりと) 著者・全体の構成について紹介

著者:ハイディ・グラント・ハルヴァーソンさん
コロンビア大学ビジネススクールのモチベーション・サイエンセンター副所長。
ベストセラーは 、
- やってのける
- やり抜く人の9つの習慣
- 人に頼む技術
本書の構成
- はじめに:他人があなたを見る目は歪んでいる
- PART1:お互いを理解するのはなぜこんなに難しいのか
- PART2:誰もが持つ、認識を歪める三つのレンズ
- PART3:パーソナリティによって変わるレンズ
- PART4:人を正しく理解し、人から正しく理解されるには
- おわりに:相手と自分自身を正しく理解する
以上、こんな感じの章の構成になってます。
はじめにから、日常生活のあるあるが書かれているし、スラスラ読めてしまう内容。
PART1では、なかなか相手を理解できない理由を解説しています。そこには認知バイアスが関係していて、とてもわかりやすい。
PART2では「信用レンズ」「パワーレンズ」「エゴレンズ」という誰しもが持つレンズについて解説されてます。

個人的には「エゴレンズわかるわ~みんな自分守りたいもん」って納得しました。
PART3では「促進レンズ」と「予防レンズ」が出てきます。
仕事であまりリスクを考えず行動してしまうのは促進レンズがあるから。そしてリスクを取らず安定を目指すのが予防レンズ。
どちらもメリット・デメリットがあるし、大抵はみんなどちらも持っている。仕事で上司に企画を通す必要がある人はかなり使えるテクニックが載ってる章。
PART4では主に対処の仕方です。 人間関係がこじれたり、相手を偏見で捉え間違った認識をしているなど。
それに対する対処法がメインの章です。
おわりには、本書の内容を使って自分と相手を正しく理解しようということ。まとめ的な章です。

個人的にはPART1のお互いを理解する難しさを解説している章が面白い。
バイアスがあるので自分が相手の見方を歪めていたのかと、納得しました。
気になる方は本書を手にとって見てください。
心に刺さったポイント 印象的な言葉・具体的な気づき

わたしが頭に残っているのは、
- 確証バイアス
- 初頭効果
- 対応バイアス
以上の3つです。
この存在を知れただけで、だいぶ気持ちが楽になりました。
また自分自身をもっと理解できたように感じてうれしくなりました。
①確証バイアスとは!?
確証バイアスとは、自分の見たいように相手や物事を見てしまうこと。そして、自分の都合の良い情報だけを手に入れ、都合が悪い情報は見ないようにしてしまうことです。
わかりにくいと思うので、わたしの例を出します。
わたしには嫌いな同僚がいます。
その人は同じくリハビリの仕事をしていますが、介助量が多くて起こすのが大変な人のリハビリをしない、また認知症が重度の人のリハビリはやったりやらなかったりと手を抜く傾向になります。
つまり、障害や怪我の程度が軽く、動ける人のリハビリはするけど、なかなか動くのが大変な人のリハビリは簡単に済ませるということです。
わたしはこんな感じでその方を捉えていました。
確証バイアスは無意識で生じるので、防ぐのは難しい。
だから、一歩先に進んで深く考える必要があるのです。
確証バイアスを知った私は、この方について考えました。
- 重い人は腰が痛いから起こしてリハビリ出来ないのでは?
- 認知症の方とのコミュニケーションが苦手なのかも
- わたしが見ていないだけで、実は重い人をたくさん起こしていたり、認知症の人とも積極的にコミュニケーションをとっているのかも。
確証バイアスで見ないようにしていたことを考え、自分の目で確認することで、相手を正しく理解することが出来る。
確認したうえで、「やっぱりそうだったか」もしくは「自分の見方が間違っていた」と判断するのが正しいこと学びました。
確証バイアスで相手を判断していたと思うと、ホント自分は馬鹿だな~と感じます。
でもこれはバイアスだと気づけば物事を冷静に判断できるようになるので成長したことになる。
めっちゃ心に刺さりました。
②初頭効果について
初頭効果とは、第一印象がめちゃくちゃ重要だということ。人は第一印象で判断するし、そのイメージを長い間引きずることがわかっています。
そして、一度悪いイメージが付いてしまうとそれを変えるのはめちゃくちゃ難しいと本書で書かれています。
たしかに私も思い当たる節がありました。
新しく入社してきたベテラン看護師(男)がいるのですが、その人が同僚の女性看護師にボディータッチ(肩を叩くなど)が多いらしいのです。

私の妻は病棟のスタッフなので、あいさつによく肩を叩かれたり、じゃれ合うような軽いパンチをされます
正直、わたしは女性スタッフを呼び止めたり、挨拶のときにボディータッチをするということはしません。
この出来事から、その男性看護師のことが苦手です。
一年以上経ちますが未だに苦手な人です。
逆に言うと、第一印象さえ良くしてしまうと、ずっといい印象を持ってくれることになります。
わたしは訪問リハビリで他の事業所さんと接することが多いので、第一印象だけは良くしないといけないなと勉強になりました。
営業職の人はマジで第一印象が良いに越したことはないので頑張ってください。
③対応バイアスとは?
対応バイアスとは、相手の内面を過去の経験などと結びつけて判断してしまうこと。
ちょっとわかりにくいと思うので例を出すと、
たとえば、電車が遅れて遅刻したのに、遅刻したのはその人がだらしないからだ!と内面に結びつけちゃうこと。
こうやって人を判断することって自分でもやっていたり、逆に相手に判断されていることもあると思います。
自分のことを考えてみると、嫌いな人には特にこの傾向が強いということがわかります。
嫌いな人にはとことん偏見が強くなり、 わたしの場合は、嫌いな同僚の昼食をみて、炭水化物ばかりの弁当を食べてる**=自己管理が出来ない怠け者**と感じています。
炭水化物ばかりの食事でも、怠け者ではないですよね。
そういう人はごまんといるでしょうし。
でも対応バイアスがかかると、こんな感じで相手の内面を決めつけてしまうんです。
相手が勝手に決めつけてくるのは仕方ありませんが、自分はこんなものの見方をしないように対応バイアスに気づける人間でありたいと思います。
以上が本書を読んでの一番の気づきです。
読んでよかった?変化はあった? 行動・思考がどう変わったか

本書を読んで変わった点は、
- 嫌いな人を冷静に判断すること
- バイアスを排除して人を見てみる
- バイアスがあることをわかった上で、自分はこんな人間ですよ!と大げさなアピールをする
こんな感じです。
特に嫌いな人や、良いイメージがない人はバイアスが絡んでいることがほとんどなので、一旦冷静に判断するように心に決めています。
また、実際に仕事でバイアスを排除した見方をする日をスケジュールに組んでみました(笑)
自分をバイアスまみれで判断されてしまう対策としては、自分の価値観「正義感」「正しさ」などを主張するようにしています。
例えば、リハビリ中は患者さんとのコミュニケーションを大事にしているので、よほど急用じゃないときは話しかけないでとかですね。
自分が大切にしているものを、言わないと伝わらないからです。
そうしないと悪い方向にイメージを膨らませられかねないんですよ。
自分だってそうしちゃうし。
だから、大切にしているものや自分はこういう人間ですというのを今までよりはアピールして、周りに知ってもらうことからはじめてます。
こんな人におすすめ

本書がおすすめなのは、
- 嫌いな上司や同僚にイライラしている人
- 心理学を学びたくて最初の一冊を探している人
上記2つの特徴に当てはまるなら絶対に役立ちます。
わたしは職場が居づらかったり、生きづらいな~と感じていたので、本書のPART1を読むだけでかなり楽になりました。
むしろ、「バイアスまみれじゃね?」とわかってからは自分の心理状態を分析したり、相手はなぜ自分のことを嫌ってるのかなど知るのが面白いとさえ感じます(笑)
また心理学を学びたい人には、最初の取っ掛かりとしてわかりやすいし、最高ですね。
日常生活の例えが多いのでイメージしやすいし、心理学って楽しいと思える本だと感じます。
更に深堀りしたいと思ったら専門書を買う感じで良いのかも。
心理学の面白さも兼ね備えた本書は、現代人の悩みを軽くする良書ですよ!文庫本だから安いし。
『誰もわかってくれない傷つかないための心理学』:まとめ

いかがでしたか?
バイアスの存在に気づき、自分の心理状態を分析するのは結構面白いです。
しかもちょっと賢くなった気もするので成長を感じます(笑)
仕事してると嫌だな~って思う人多いけど、実はバイアスが絡んでることがほとんどじゃね?
そう思うことが増えました。
バイアスに気づけると、自分がいかにステレオタイプで相手を見ていたのか思い知らされます。
本書を読めば、営業職の人もだし、管理職の人もめっちゃ役立ちますね。
気になる方はぜひ手にとって自分の目で確認してください。 下
手な自己啓発書よりためになりますよ!