※本記事はPRリンクが含まれています。
悩み
- 筋トレやる意味がわからない
- 正直疲れるだけだし、忙しいから無理
- 筋トレしてマッチョになったら困る
筋トレに対して、こんな疑問や悩みを持っていませんか?
実は、忙しいアラフォーの方だからこそ筋トレが必要なんです。40代は健康面にも大きな変化が訪れるタイミング。だからこそ、今から始めることが重要なんです。
管理人について
私は17年目の理学療法士として、毎日読書や運動を5年以上継続してきました。
40代からの成長について日々発信しています。
この記事では、筋トレが健康面に与える影響や、やらなきゃもったいない理由について解説します。
この記事を読むことで:
- 筋トレがしたくなる
- まずはこの本を読んでみようと前向きになる
- 健康への意識が変わる
結論を先に伝えると、筋トレをすれば若返り、メンタルも強くなり、健康になり、仕事の効率も良くなるということ。
ぜひ最後まで読んでください。
本記事は『筋トレ ― ただ細くするではなく、「機能的&強く」する』まとめ記事の第3章にあたります。
この本を読もうと思った背景
私が「筋トレが最高のソリューションである」を手に取ったのは、筋トレをしている自分が、もっと筋トレについて深く知りたかったから。
筋トレにはどんな効果があるのか、科学的な根拠が知りたかったんです。
今までは、どちらかというと身体を絞ったり、たるんだお腹を改善したいという理由でやっていました。でも、身体の内部や脳にまで影響するという話を聞いて、俄然興味が湧いたんです。
また「若返る」とはどういうことなのかも知りたかった。
アラフォーになって、徐々に身体の衰えを感じるようになり、見た目も老けてきた気がする。だからこそ、身体の細胞を活性化する必要があると考えたんです。
本書は論文を引用した内容になっているので、科学的にも信頼できる。自分で調べることもできる。そんな理由から、読んでみようと決めました。
本の概要

著者紹介
- Testosterone(テストステロン)
1988年生まれ。学生時代は110kgに達する肥満児だったが、米国留学中に筋トレと出会い、40kg近いダイエットに成功。大学時代に打ち込んだ総合格闘技ではトップ選手と生活をともにし、最先端のトレーニング理論とスポーツ栄養学を学ぶ。現在はとあるアジアの大都市で社長として働きつつ、筋トレと正しい栄養学を日本に普及させることをライフワークにしている。
- 久保孝史
1990年生まれ。大学施設のトレーナー、ラグビー部のS&Cコーチを経て、現在は都内の大学バスケットボール部S&Cコーチ。早稲田大学大学院スポーツ科学研究科博士後期課程に在学中。専門分野はトレーニング科学。
本書の構成
- はじめに
- 第1章:「死にたくなったら筋トレ」が真実である理由
- 第2章:筋トレは最強のアンチエイジングである
- 第3章:モテたかったら筋トレしかない
- 第4章:仕事ができる人はなぜ筋トレをしているのか
- 第5章:ダイエッターこそ筋トレすべき本当の理由
- 第6章:長生きしたけりゃ筋トレをしなさい
- 第7章:筋トレに関する誤解と偏見を解消する
- 第8章:自信がない人は筋トレをしろ
- おわりに
個人的には、筋トレがアンチエイジングになる理由、仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか、長生きするには筋トレが必要な理由などが特に気になり、楽しく読ませてもらいました。
気になる方は、ぜひ本書を手に取ってみてください。
心に刺さったポイント

私の頭に残っているのは、次の3つです。
ポイント
- やらない理由を探している暇があったら、やる理由を探しな
- 筋トレする→栄養を考える→しっかり眠る→生活習慣が整う
- 筋トレは中高年の健康寿命を伸ばす
それぞれ詳しく見ていきましょう。
やらない理由を探している暇があったら、やる理由を探しな
この言葉を見たとき、かなりグッと来ました。
私はすぐにやらない理由を探してしまいます。人間は楽な方に逃げてしまう生き物だから仕方ない。でも、「やる理由を探す」というのは本当にその通りだと思ったんです。
この言葉は筋トレだけでなく、すべてのことに通じるものがあります。
特に習慣化しにくい運動や勉強などは、やらない理由を探してしまいがち。そして近年は、タイパやコスパを求める風潮が強くなり、「やることにメリットあるの?」なんて聞かれることも増えました。
でも、これってやらない理由を考えているだけなんですよね。
やるんだよ。
運動なら健康的な身体に近づける。勉強なら自分の生涯年収を増やすことにつながるかもしれないし、知識が増えることで知らなかった楽しみに出会えるかもしれない。
そう考えると、自分のことに関することは「やる理由を考える」一択です。
筋トレする→栄養を考える→しっかり眠る→生活習慣が整う

これは実際にその通りです。
なぜ筋トレするとアンチエイジングになるのか? 考えたとき、生活習慣が整うことに尽きるのかもしれません。
身体は毎日食べたもので作られるし、しっかり寝るから細胞が修復される。運動というストレスを与えるから、それに負けないように強い細胞ができる。
いくら顔に高い化粧品を塗ったとしても、その効き目は疑わしい。
冷静に考えると、外用薬と内服薬では圧倒的に内服薬のほうが効果が高い。それと同じで、毎日食べる食事に注意するのは本当に大事なんです。
外から塗るのが悪いわけではありません。ただ、せっかく努力するなら内面の努力もすると、効果は倍増するのにと思うんです。
筋トレをすると、筋肉をつけてきれいな身体にしたいから、栄養面も勉強するようになる。身体に悪いものはあまり食べなくなり、身体に良いタンパク質や野菜、飲み物へと移行していく。
筋トレすると疲れるから、眠りも深くなる。そして細胞の修復もしっかり行われるから、肌がきれいになる。女性こそ筋トレすればいいのにと思います。
アンチエイジングは何歳からでも可能です。
筋トレをすると、80歳代の高齢者でも筋肉はつきます。私は理学療法士として、何度もそんな患者さんを見てきました。
よたよた歩きが、しっかりした歩行になる。
筋トレしていない人は若返るし、ずっと継続している人にとっては老化を遅らせることができている。
ちょっと熱が入って語りすぎましたね。
筋トレは中高年の健康寿命を伸ばす
これは先ほどのアンチエイジングとほぼ同じです。
筋トレをすると健康寿命が伸びる。そんな研究論文はたくさんあります。
リハビリでも患者さんに筋トレを勧めるのは世界共通。半身麻痺になった方でも、動く方の手足を鍛えまくることで歩けるようになることは、よく経験します。
健康寿命を伸ばせるのは、先ほどと同じで生活習慣が整うから。
生活習慣病は、がん、脳卒中、心不全、糖尿病など、あらゆる病気の原因となっています。
筋トレする→少しずつ身体に良い変化が出る→食事も見直して筋肉に良いものを食べよう→好きだけど身体に悪いものは控える→さらに筋肉がつく→運動と食事、睡眠が大事だと気づく。
ここまでくれば、健康寿命も伸びます。
必ず伸びるわけではありませんが、怠惰な生活をしているよりは健康である確率は上がる。そして、病気になる確率を下げることにつながります。
筋トレを続けている人は精神的にも鍛えられるから、面倒なことにも前向きに挑戦できるんです。病気になったとしても、治すように努力できる。
病気になると精神的にも肉体的にも辛くなるから、そこから筋トレするのはマジで辛い。
身体が元気に動くうちから筋トレするんです。俺も頑張ります。
以上が本書を読んでの一番の気づきです。
かなり私の感想や私情を挟みましたが、マジで筋トレはしたほうが良い。本書は筋トレしたくなるように構成されているから、ぜひ手に取ってほしいです。
読んでよかった? 変化はあった

本書を読んで変わった点は、さらに筋トレの負荷を上げたくなったこと。なんならジムにも通いたくなるほどです。
筋トレで健康を保つには、WHOが推奨している時間があります。
- 中等度の負荷だと週に150分
- 高強度の負荷だと週に75分
私はだいたい150分くらいしているけど、もっと負荷を強めて筋肉をデカくしたい。
筋トレってめちゃくちゃ辛いから、始めても挫折するし、続けられる人が少ない。
だからこそ、続ければ他の職場の人より自分は頑張れていると自尊心も強くなる。それは仕事への自信にもつながります。
他の人が続けられない筋トレを、自分は続けられている。その自信は、健康面と同じくらい大事だと感じます。
ただ偉そうにしている上司より、筋トレを継続できている俺のほうがすごい!
そんな感じで、自信はついたかもしれません。
こんな人におすすめ
本書がおすすめなのは、こんな人です。
- 自分に自信がない人
- みんなを見返したい人
- 若返りたい、健康面に興味がある人
正直、全員におすすめする本です。
読みやすいし、漫画も挟んであるからすぐに読み終わります。
自分の弱点や変わりたい点が明確なら、その部分だけ読むだけでも良い。
2,000円もしない1冊の本でやる気をもらえるなら、こんなに安い投資はありません!
自分を変えるという気持ちが少しでもあるなら、ぜひ手に取ってほしいです。
まとめ

いかがでしたか?
今回はTestosteroneの「筋トレが最高のソリューションである」を紹介しました。
ただの自己啓発書だったらどうしようかと思いましたが、科学的なエビデンスも盛り込まれた内容で、とても信頼できる本でした。
またTestosteroneさんの語り口調が、めちゃくちゃやる気にさせてくれるんですよね。
筋トレを始めて3年くらい経ちましたが、さらに負荷を上げて頑張りたい気持ちになりました。まだ身体もぷにぷにだから。
自分も筋トレを始めようと思っているけど、なかなか始められない方は、ぜひこちらの本を手に取ってみてください。
きっと背中を押してくれる一冊になるはずです。