「身体資本」戦略

【40代ダイエット】男の弁当は「茹でて詰める」だけ!コンビニを卒業する高タンパク作り置き術

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「弁当を作るなんて、無理だ」と思っていた過去の私へ

「朝から弁当を作るなんて、絶対に無理。そんな時間も余裕もない。」

「そもそも料理なんてしたことないし、続いた試しがない。」

かつての私は、本気でそう思っていました。

理学療法士として人の身体を見る仕事をしていながら、自分自身のランチはコンビニの唐揚げ弁当やカップ麺。

その結果が、38歳での健康診断**「脂質異常症D判定」**という現実でした。

しかし、今の私は違います。

料理の腕が上がったわけではありません。ただ、「食事を『料理』ではなく『身体資本への未来への投資』として仕組み化した」。

たったこれだけのことで、週に1時間ほどの仕込みで、毎日高タンパク・低脂質の「痩せる弁当」を持参できるようになりました。

この記事は、料理教室の記事ではありません。

ポイント

  • 忙しいアラフォー男性でも作れる
  • コンビニ飯という「負債」を断ち切れる
  • 最短最速で「身体資本」を構築できる


そんな戦略的弁当マニュアルです。

理学療法士の視点と、ズボラな私が実践するリアルな工夫をすべて公開します。

第1章:なぜ40代男性のダイエットに「コンビニ飯卒業」が必須なのか?

そもそも、なぜ面倒な思いをしてまで弁当を自作する必要があるのでしょうか?

「痩せたいから」だけでは、40代のモチベーションは続きません。ここでは**「身体資本」と「リスク管理」**の視点から解説します。

コンビニ飯は「見えない油」の宝庫

コンビニのお弁当やお惣菜は、なぜ冷めても美味しいのでしょうか?

それは、大量の「油」と「糖」、そして添加物が使われているからです。

私たち40代の代謝は、20代の頃とは比べ物にならないほど落ちています。若い頃と同じ感覚で揚げ物弁当を食べていれば、それはダイレクトに内臓脂肪(静かな炎症)へと変わります。

青葉
青葉

自分で弁当を作る最大のメリットは、この「見えない油」を物理的にカットできることにあるよ!



「迷う時間」という無駄なコストの削減

「今日の昼、何を食べようかな...」

コンビニの棚の前で迷う数分間。これは単なる時間の無駄ではなく、脳のウィルパワー(意志力)の浪費です。

青葉
青葉

人は1日に決断できる回数に限りがあると言われています。ランチのメニューごときで決断力を消耗するのではなく、そのエネルギーを午後の仕事や重要な意思決定に残すべき!


弁当を「固定化(システム化)」することで、脳のパフォーマンスを守ることができます。

「努力」ではなく「環境」を変える

「今度こそダイエットを頑張ろう」という意志の力は、空腹やストレスの前では無力です。

40代が体を変えるために必要なのは、強靭な精神力ではありません。

「腹が減ったら、目の前に適切な栄養(弁当)がある」

この環境を作ってしまうことこそが、最も確実な勝率の高い戦略なのです。

第2章:週末1時間で作り置き完了!男の弁当仕込み「仕組み化」3原則

ここからは具体的な実践編です。

私が提唱する弁当術に、高度な調理技術は一切不要です。包丁すらほとんど使いません。

基本ルールは**「週末にまとめて茹でる・冷凍する」**。これだけです。

原則①:タンパク質は「低温調理」と「茹でこぼし」で大量生産

メイン食材は「鶏むね肉」と「豚こま肉」の2トップです。安価で、どこでも手に入り、高タンパク。この2つを最強の味方にします。

【鶏むね肉】驚くほど柔らかくなる「放置型」低温調理術

鶏むね肉が続かない最大の理由は「パサパサして硬いから」です。そして、ちょっと匂いが気になる…

しかし、この方法なら驚くほどしっとり仕上がります。

ステップ1:下準備(重要)

鶏むね肉の皮をすべて剥ぎます(脂質カット)。そして、フォークで肉の両面を滅多刺しにして穴を空けます。これによって味が中心まで染み込み、繊維が断ち切られて柔らかくなります。

ステップ2:漬け込み

ジップロック(耐熱のフリーザーバッグ)に肉を入れ、以下の調味料を投入して揉み込みます。

  • 塩麹(これが柔らかさの秘訣)大さじ2杯くらい
  • おろしにんにく(チューブでOK)大さじ1杯
  • おろし生姜(チューブでOK)大さじ1杯
  • 白だし大さじ2~3杯


青葉
青葉

写真は白だしがなくてめんつゆにしてます(笑)正直、文量も目分量なのであくまで目安です。

漬け込む時間は一晩くらい。私はあまり時間にこだわらずにテキトー。


ステップ3:放置調理、低温調理

大きめの鍋にたっぷりのお湯を沸騰させます。沸騰したら火を止めます。ジップロックに入れた肉を湯に沈め、鍋の蓋をして2時間放置します。

(※冬場や室温が低い場合は、途中で熱湯を追加して温度を維持してください。火で温度を上げるとジップロックに穴が開く場合があります。)

ステップ4:完成

2時間後、取り出してみると、中までしっとりと火が通った最高のサラダチキンが完成しています。

※注意:食中毒防止のため、切った際に中が赤い場合は必ずレンジで再加熱してください。



青葉
青葉

出来立てのサラダチキンはとても美味しいよ!次の日食べるときは軽めにレンチンして食べてます。



【豚こま肉】余分な脂を落とす「茹でこぼし」

豚肉はビタミンB1が豊富で疲労回復に最適ですが、脂質が気になります。だから「茹で」ます。

  1. 茹でる: 沸騰したお湯に豚こま肉を入れ、火が通るまで茹でます。
  2. 湯切り: ザルにあけ、お湯を切ります。このお湯を見ると、どれだけ余分な脂が落ちたか視覚的にわかり、ゾッとすると同時に達成感を感じます。
  3. 保存: タッパーに入れて冷蔵保存。味付けは食べる直前に行います。
青葉
青葉

灰汁(アク)もたくさん出るし、茹でると余分なものが落ちてさっぱり!

肉は生のまま冷凍して、前日に茹でてもいいよ!


【ゆで卵】鍋底1cmの水で蒸し茹で

ゆで卵は完全栄養食です。大量に作っておきましょう。

青葉
青葉

とりあえず私は、3個くらい作り置きしています。多いときでも5個くらい。


鍋底から1cm程度の水を入れ、卵を入れて蓋をし、沸騰してから中火で10分。火を止めて冷めるまで放置。これだけで殻がツルッと剥けるゆで卵の完成です。

ポイント:卵が浸るまで量の水は必要なし!少量の水と沸騰した蒸気で茹でるので時短になります。



原則②:炭水化物は「計量→冷凍」で資産化する

白米ではなく、**「玄米+雑穀米」**を主食にします。

  • ブレンド: 玄米2合に対して、スーパーの雑穀米を規定量混ぜて炊飯します。
  • 絶対ルール: 炊き上がったら、**キッチンスケール(測り)の上にラップを置き、「1食100g〜150g」**と決めて包みます。
  • 冷凍: 粗熱が取れたら冷凍庫へ。


この「計量して冷凍する」プロセスが極めて重要です。「なんとなく盛る」ことが、40代の隠れ肥満の元凶だからです。

ダイエットにおいて「目分量」は最大の敵です。自分では減らしているつもりでも、意外と食べてしまっているもの。 1,000円〜2,000円程度の投資で「自分が食べている量」を可視化することが、40代の体を変える一番の近道です。


朝はこれをレンチンして弁当箱に放り込むだけです。

青葉
青葉

2合炊いた量だと、100gだとだいたい7食分くらいになるよ!

150gだと4~5食分。



わたしが実際に食べている雑穀米はこれ!玄米2合に対して1袋混ぜればOK!

原則③:野菜は「切らない」。作り置きと冷凍を活用

野菜不足解消のために、毎朝野菜を切る必要はありません。文明の利器を使います。

キャベツの千切り

包丁は使いません。**「ののじキャベツピーラー」**を使います。

これがあれば、トンカツ屋さんのような極薄ふわふわの千切りが、数分で山のように作れます。大きめのタッパーに大量に作り置きしておくと便利!



青葉
青葉

オリーブオイルとピンクソルトをかけて食べてます。お好みのドレッシングでどうぞ!



冷凍ブロッコリー

スーパーの冷凍コーナーにあるやつで十分です。お弁当箱の隙間に、凍ったまま3〜4個ゴロゴロと入れます。


食べる頃(昼)には自然解凍されており、保冷剤代わりにもなって一石二鳥です。

青葉
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他にもいろんな野菜があるから自分の好きな野菜を入れよう!

わたしは最近、野菜が高いのでこのくらいでとどめてます。


「野菜不足は解消したい。でも、千切りなんて面倒でやってられない。」 そう思っていた私の常識を覆したのがこれです。

包丁だと5分かかる千切りが、これなら30秒。しかもトンカツ屋さんのような「ふわふわ食感」になるので、キャベツが無限に食べられます。

第3章:挫折リスクを減らす「時短ギア」と選び方

「形から入る」ことは、継続において非常に重要です。

私が実際に使用し、これなしでは弁当生活が成り立たないと感じている「投資すべきギア」を紹介します。

アイテム名私が選んだ理由とメリット
ののじ キャベツピーラー必須級。 包丁での千切りとは次元が違う「ふわふわ感」と「速さ」。野菜を食べるハードルが劇的に下がります。
タニタ キッチンスケール管理の要。 「目分量」をやめることがダイエットのスタートライン。ご飯や肉の量を可視化します。図れればなんでもOK。
ジップロック(フリーザーバッグ)低温調理のマストアイテム。 耐熱性があり、厚手のものを選びましょう。下味冷凍にも使えて便利。100均OK。
わっぱ風 弁当箱男の道具感。 プラスチックのため管理も楽ちん。無骨なデザインが「身体資本」への意識を高めます。

これらは単なる調理器具ではなく、**「時間を生み出し、継続を助けるパートナー」**です。ここへの数千円の投資は、将来の医療費削減を考えれば安いものです。

青葉
青葉

自分の好きな道具で作ったり食べるとテンションあがるよ!

第4章:飽きない!「料理じゃない」味変テンプレ

毎日同じ味では、さすがに飽きます。しかし、凝った味付けをする時間はありません。

そこで、素材(茹でた肉)はそのままに、「かけるタレ」を変えるだけで乗り切る作戦を使ってます。

私の鉄板味変パターン



青葉
青葉

左は焼肉のたれでガッツリ!右はポン酢でさっぱりだよ。


  1. 【ガッツリ行きたい日】:焼肉のタレ
    茹でて脂を落とした豚肉に、少しだけ焼肉のタレを和えます。肉自体の脂がないので、タレを使ってもトータルのカロリーは抑えられます。満足感はNo.1。
  2. 【疲労回復したい日】:ポン酢
    豚肉、鶏肉どちらにも合います。クエン酸効果でさっぱりと。夏場やトレーニング翌日に最適です。
  3. 【シンプル・イズ・ベスト】:ごま油+塩昆布
    キャベツの千切りや豚肉に。ごま油の香りと塩昆布の旨味で、無限に食べられます。
青葉
青葉

「今日は何を作ろう?」と考えるのではなく、**「今日はどのタレをかけよう?」**と選ぶだけ。

これが楽して継続できる秘訣です。



第5章:実例公開:理学療法士の「1週間鶏むね肉・豚こま弁当」ルーティンとPFC

実際に私が職場に持参している、ある1週間の弁当ルーティンを公開します。

飾り気はありませんが、無駄な脂質や糖質はカットしてあります。



【基本構成】

  • 主食: 玄米雑穀ごはん(100~150g)
  • 副菜: 千切りキャベツ(大量)、冷凍ブロッコリー(4個)、ゆで卵(1個)
  • 主菜: 以下のローテーション
曜日メインのおかず味付け推定タンパク質量
低温調理 鶏むね肉塩麹、生姜にんにく、白だし約40g
低温調理 鶏むね肉塩麹、生姜にんにく、白だし約40g
茹で豚こま肉焼肉のタレ約35g
茹で豚こま肉ポン酢約35g
低温調理 鶏むね肉塩麹、生姜にんにく、白だし約40g


ポイント

ご飯、卵、ブロッコリーからもタンパク質は摂取できるため、この弁当ひとつで約35g~45gのタンパク質を確保できます。



青葉
青葉

成人男性の1食の目標摂取量を十分にクリアしつつ、脂質は極限まで抑えられてるよ!

玄米が少なくてお腹が空きそうと思う方は、キャベツの千切りを増やすと効果的!



+α:筋トレ後の「回復と再投資」スペシャルドリンク

身体資本を作るのは弁当だけではありません。

私は週4回のトレーニングを行っていますが、トレ直後(ゴールデンタイム)には以下のスペシャルドリンクで「リカバリー(回復)」を行っています。

  • ベース: 調整豆乳 200ml(牛乳も可)
  • プロテイン: エクスプロージョン(贅沢いちご味) スプーンすりきり2杯
  • 炭水化物: オートミール 大さじ1〜2杯


なぜオートミールを入れるのか?

青葉
青葉

多くの人がプロテイン(タンパク質)だけを飲みがちですが、筋トレ直後の枯渇した筋肉には、エネルギー源となる「糖質」が必要だからだよ。


ここにオートミールを加えることで、良質な糖質と食物繊維を同時に補給し、筋肉の分解を防ぎ、合成を加速させます。

シェイカーに入れて振るだけで、少しふやけて飲みやすくなります。これも「混ぜるだけ」の時短回復食です。

青葉
青葉

オートミールは腸活にも最適な炭水化物!



おわりに:40代の体は「意志」より「仕組み」が作る

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

「これなら、俺にもできそうだ」

そう思っていただけたなら、この記事の目的は達成されたなと感じます。

40代からのボディメイクにおいて、最も邪魔なのは「完璧主義」です。

ポイント

  • 毎日違うメニューを作らなくていい。
  • 彩りを気にしなくていい。
  • 映えなくていい。


必要なのは、あなたの身体という「資本」を守り、育てていくための栄養素だけです。

私が健康診断のD判定から脱却し、今の動ける身体を手に入れられたのは、意志が強かったからではありません。

青葉
青葉

**「コンビニに行かない環境」を作り、「週末に茹でておくだけの習慣」**を身につけたからだよ!


まずは今週末、スーパーで鶏むね肉とジップロック、そしてAmazonでののじピーラーを買うところから始めてみてください。

その小さなアクションが、1年後、あなたの身体を劇的に変えているはずです。

📌 今日から始めるアクションリスト

  1. 「身体資本」まとめ記事をブックマークする(迷った時の羅針盤です)
  2. キッチンスケールを用意する(現状の把握)
  3. 週末に鶏むね肉を1枚だけでも「塩麹漬け」にしてみる(小さな成功体験)


あなたの「身体資本」への投資が、最高のリターンを生むことを応援しています。


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