「身体資本」戦略

【40代の飲み会生存戦略】PTが実践する「太らない&翌日残さない」鉄則ルールとメニュー選び

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「付き合いは大事だけど、正直、翌日の疲労感が怖い…」

「せっかくダイエットしてたのに、飲み会一回で体重が戻ってしまった…」

40代の私たちにとって、飲み会は楽しい場であると同時に、身体資本を脅かすリスクでもあります。

管理人について

正直に告白します。私自身、理学療法士をしていますが、お酒には強くありません。

調子に乗って飲むと、翌日は泥のように動けなくなりますし、食べたものが即座に腹の肉になる感覚があります。


だからこそ、私は**「戦略」**を立て「ルール」を決めています。

「完全に断酒して、一切食べない」なんて無理です。

重要なのは、**「ダメージ(脂肪と疲労)を最小限に抑える技術」**を知っているかどうか。

この記事では、身体のプロである理学療法士が実践している、**「飲み会で太らないための防御策」と「翌日残さないためのリカバリー術」**を解説します。

これからの忘年会シーズン、賢く乗り切るための武器として使ってください。


第1章:なぜ40代の飲み会・外食は「致命傷」になりやすいのか


この章のポイント

  • 40代は代謝が落ち、アルコール分解よりも「脂肪蓄積」が進みやすい
  • アルコールは筋肉の分解を招き、睡眠の質を下げてリカバリーを阻害する
  • 「とりあえずビール」は、空腹時の血糖値を急上昇させる危険なスイッチ


若い頃は「シメのラーメン」を食べても翌朝には消化できていました。

しかし、40代は違います。なぜ私たちの身体にとって、飲み会がこれほどまでにダメージとなるのでしょうか。

1. アルコールが入ると「脂肪燃焼」がストップする

私たちの肝臓は働き者ですが、優先順位があります。アルコール(毒素)が入ってくると、肝臓は脂肪の代謝を後回しにして、全力でアルコールの分解を始めます。

青葉
青葉

つまり、お酒を飲んでいる間と、お酒が体内に残っている間は、食べたおつまみの脂質や糖質が燃焼されずに、そのまま「内臓脂肪」として蓄積されるということだよ。


これが40代の「飲み会太り」の正体です。

具体例

焼き鳥5本とビール2杯で約680kcal。

若い頃なら翌日の活動で相殺できていたこの“飲み会カロリー”も、40代では基礎代謝の低下で消費しきれず、その一部(100〜200kcal程度)がじわじわ脂肪として残りやすくなります。

月2回の飲み会でも、これが積み重なると 年に1kg前後は簡単に増える 計算です。

もし普段の食生活や運動も少しずつ緩んでいれば、2〜3kg増える人もめずらしくありません。



2. 筋肉への裏切りと睡眠の質低下

「昨日の筋トレが無駄になる?」――残念ながら、半分その通りです。アルコールは筋肉の合成を阻害し、むしろ分解(カタボリック)を促進させる作用があります。

たとえば、筋トレ直後にアルコールを飲むと、筋タンパク質合成(MPS)が最大で約30〜40%低下したという実験結果があります(Parr et al., 2014)。

青葉
青葉

つまり、せっかくジムで頑張った努力が、飲み会一回で大きく損なわれてしまうのです。


さらに厄介なのが「睡眠」への悪影響です。

お酒を飲むとすぐ眠くなる気がしますが、実はアルコール分解のために交感神経が興奮し、眠りが浅くなります。

アルコールは入眠を助ける一方で、深い睡眠を減らし、夜間の覚醒を増やすことが知られています(Roehrs et al., 1999)。


睡眠への具体的な影響

  • 深い睡眠(ノンレム睡眠)の時間が約25%減少
  • 夜中に目が覚める回数が2〜3回増加
  • 成長ホルモンの分泌が減少し、疲労回復が妨げられる


40代にとって睡眠は最大の回復リソース。これを失うことで、翌日のパフォーマンス低下と疲労感(二日酔い)が確定してしまうのです。

3. 「最初のビール」という血糖値スパイク

空腹の状態で流し込む冷えたビール。最高に美味しいですが、糖質の液体であるビールを一気に飲むと、血糖値が急激に上昇(スパイク)します。

血糖値スパイクの流れ

  1. 空腹時にビール中ジョッキ(糖質約10〜15g)を飲む
  2. 15〜30分で血糖値が急上昇しやすい
  3. 身体が慌ててインスリンを大量分泌
  4. 糖が優先的に使われるため、脂肪が燃えにくくなり、脂肪として蓄積しやすい状態に
  5. 分泌されたインスリンの影響で血糖値が急降下し、「もっと食べたい」衝動が強くなる


乾杯の一口目が、実は「太るスイッチ」を入れているのです。

さらに、血糖値の乱高下は疲労感や眠気も引き起こします。


第2章:【PTの鉄則】飲み会前の「仕込み」戦略


この章のポイント

  • 空腹で戦場に行かない。直前の「プロテイン」が最強の防波堤
  • 「ベジファースト」ならぬ「ベジ・プレ(Pre)」で血糖値をガード
  • 飲み会は「連戦」しない。スケジュール調整も戦略のうち


飲み会が始まってから頑張るのではありません。勝負は**「店に入る前」**に決まっています。

1. 「直前プロテイン」で腹を満たし、血糖値を守る

私が必ずやっているのが、**「飲み会の30分〜1時間前にプロテインを飲む」**ことです。

プロテインを飲むメリット

  • 満腹中枢を刺激: お腹がある程度満たされるので、乾杯直後のドカ食いを防げます
  • 血糖値の緩衝材: タンパク質を先に胃に入れておくことで、その後のアルコールや糖質の吸収を穏やかにします
  • 筋肉の分解を最小限に: 体内にアミノ酸が十分にあれば、アルコールによる筋肉の分解を抑制できます



青葉
青葉

実践のコツとは、

  • コンビニの「ザバスミルクプロテイン」(タンパク質15g)が手軽
  • 粉末をシェイカーで飲む場合は、プロテイン20〜25gを目安に
  • 飲むタイミングは「出発の30分前」がベスト(胃に落ち着く時間が必要)

    こんな感じだよ。


このワンクッションがあるだけで、飲み会でのダメージは激減します。私の実感では、摂取カロリーが平均で20〜30%減ります。

2. 食物繊維を先に胃に入れておく

もし余裕があれば、コンビニで「めかぶ」や「サラダ」を食べておくのも効果的です。

おすすめの事前摂取アイテム

  • めかぶ: 水溶性食物繊維が豊富で、糖質や脂質の吸収を穏やかに
  • もずく酢: 酢の効果で血糖値の上昇を抑制
  • サラダチキン+袋サラダ: タンパク質と食物繊維のダブル効果
  • 野菜ジュース(糖質少なめ): 手軽にビタミンと食物繊維を補給


食物繊維が胃壁をガードし、脂質の吸収を抑えてくれます。

青葉
青葉

「そこまでする?」と思うかもしれませんが、40代の身体資本を守るなら、これくらいの準備は安い投資だよ。


費用対効果で考えると:
事前準備(200〜300円) < 飲み会での食べ過ぎ防止(1000円以上の節約) + 翌日の体調維持(プライスレス)


3. 鉄の掟「連戦はしない」

肝臓がアルコールと脂肪を処理するには時間がかかります。どんなに付き合いがあっても、「飲み会は2日連続では入れない」。これをマイルールにしてください。

肝臓の回復時間の目安

  • ビール中ジョッキ2杯程度: 肝臓での完全な分解に約6〜8時間
  • 日本酒2合程度: 約8〜10時間
  • しかし、肝臓が通常の代謝機能を取り戻すには48〜72時間必要


つまり、中2日空けるのが理想です。

青葉
青葉

月曜に飲んだら、次は木曜以降。金曜に飲んだら、次は月曜以降。このリズムを作りましょう。



どうしても連日の飲み会がある場合

  • 2日目は「ノンアル+軽めのつまみ」に徹する
  • 「車で来た」「薬を飲んでいる」などの言い訳を用意しておく
  • 1次会だけ参加して、2次会は丁重に辞退

青葉
青葉

正直、難しいところはあるけどね。2日連チャンはまじでやばい。。


第3章:飲み会・外食で「負債」を最小限にするメニュー選び


この章のポイン

  • 居酒屋では「茶色いもの(揚げ物)」を避け、「素材のまま」を選ぶ
  • 焼肉・イタリアンでも「高タンパク・低脂質」の選択肢はある
  • お酒は「蒸留酒」へシフトし、同量の水をチェイサーにする


いざ飲み会が始まったら、メニュー選びという「選択」の連続です。PT視点で選ぶべき正解メニューを紹介します。

1. シーン別:太らないメニューの選び方

🏮 居酒屋編

最大の敵は「揚げ物」と「甘辛いタレ」です。

焼き鳥の選び方

  • タレ: 糖質の塊(1本あたり糖質5〜8g)
  • 塩: 糖質ほぼゼロ、素材の味を楽しめる
  • おすすめ部位: ささみ、むね肉、砂肝(高タンパク・低脂質)
  • 注意したい部位: 皮、ぼんじり(脂質が非常に高い)


揚げ物の罠:

  • 唐揚げ5個: 約400kcal、脂質25g
  • ポテトフライ1皿: 約350kcal、糖質40g
  • これらは極力スルー。どうしても食べたい場合は1〜2個でやめる


代わりに選ぶべきメニュー:

  • 刺身盛り合わせ: 高タンパク・低カロリーの最強メニュー
  • 枝豆: 植物性タンパク質と食物繊維が豊富
  • 冷奴: タンパク質補給に最適
  • 焼き魚: DHA・EPAも摂れる
  • キムチ: 発酵食品で腸内環境をサポート


サラダの選び方

  • ポテトサラダ: じゃがいも(糖質)+マヨネーズ(脂質)の最悪コンボ
  • シーザーサラダ: ドレッシングとクルトンで高カロリー
  • 海藻サラダ: 食物繊維とミネラルが豊富
  • 豆腐サラダ: タンパク質も摂れる
  • 大根サラダ: 消化酵素が胃腸をサポート


青葉
青葉

居酒屋は食べ物が豊富!ダイエット中でも困らないよ!


🥩 焼肉編

焼肉は選び方次第で「高タンパク質ダイエット食」にもなります。

調味料のルール

  • 甘辛タレ: 糖質が多く、カロリーも高い
  • 塩・レモン・わさび: シンプルに肉の旨味を味わう


部位の選び方

  • タン(塩): 脂質は適度、タンパク質豊富
  • ハラミ: 柔らかく食べやすい、比較的低カロリー
  • 赤身ロース: 脂質が少なく高タンパク
  • レバー: 鉄分・ビタミンA豊富
  • カルビ: 脂の塊(100gあたり脂質40g以上)
  • ホルモン系: 部位によっては脂質が非常に高い


青葉
青葉

最大の落とし穴は「白米」焼肉と一緒にご飯を食べると、糖質+脂質の最悪コンボに。白米やビビンバ、冷麺などの炭水化物はグッと堪えましょう。

もし食べてしまったら、翌日はかなり抑えて帳尻を合わせるようにしてください。


🍝 イタリアン編

イタリアンは「糖質×脂質」の地雷原ですが、選び方次第で楽しめます。

地雷メニュー

カルボナーラ: 糖質(パスタ)+脂質(生クリーム+チーズ)

ピザ全般: 小麦粉+チーズ+オイルのトリプルパンチ

リゾット: 米+チーズ+バターで高カロリー


おすすめメニュー:

  • カルパッチョ: 生魚で高タンパク・低カロリー
  • カプレーゼ: トマト+モッツァレラで比較的ヘルシー
  • 赤身肉のステーキ: シンプルな調理法なら問題なし
  • アクアパッツァ: 魚介のスープ煮、栄養バランス良好
  • グリル野菜: 食物繊維とビタミン補給


青葉
青葉

どうしてもパスタを食べたい場合は、

  • シェアする、小盛りなどにして量を減らす
  • ペペロンチーノやボンゴレ(あさり)など、比較的シンプルなものを選ぶ
  • クリーム系は絶対に避ける

    全てがダメではなくて、ちょっとした意識が大事。


2. アルコールの選び方と「水」の重要性

青葉
青葉

最初の1杯目のビールはOKとしましょう(付き合いもありますしね)。

しかし、2杯目からは**「蒸留酒」**に切り替えます。


お酒の種類別・糖質とカロリー:

お酒の種類糖質(100mlあたり)カロリー(100mlあたり)
ビール3〜4g40kcal
日本酒4〜5g105kcal
梅酒20g前後155kcal
ハイボール0g50kcal
焼酎(水割り)0g35kcal
ウイスキー(ストレート)0g237kcal


おすすめのお酒

  • ハイボール: 糖質ゼロ、炭酸で満腹感も
  • 焼酎(水割り・お茶割り): 糖質ゼロ、アルコール度数も調整しやすい
  • ウイスキー(ロック・水割り): 少量でゆっくり楽しめる
  • 糖質ゼロビール: 最近は味も改善されている


避けるべきお酒

  • 甘いカクテル(カシスオレンジ、ファジーネーブルなど): 糖質の塊
  • 果実系サワー: シロップで糖質が高い
  • 日本酒(熱燗・冷酒): 美味しいが糖質とカロリーが高め
  • 梅酒・リキュール類: 砂糖が大量に使われている


青葉
青葉

「チェイサー(水)」はめちゃくちゃ重要!

お酒を1杯飲んだら、水を1杯飲む。これだけで体の負担が恐ろしく軽くなります。


水を飲むメリット

  • 血中のアルコール濃度を下げる
  • 脱水を防ぎ、二日酔いを予防
  • 満腹感が得られ、飲み過ぎを防止
  • アルコール分解を助ける


青葉
青葉

トイレが近くなるのは、代謝が良い証拠と割り切りましょう。むしろ、アルコールの毒素を積極的に排出していると考えてください。

  • 席についたらまず水をオーダー
  • お酒と水を交互に飲むルーティンを作る
  • テーブルに常に水のグラスを置いておく

    これが実践するコツだよ!



3. 「シメ」の誘惑を断ち切る方法

飲み会の最後、酔った勢いで「ラーメン行こうぜ!」という誘いが最大の敵です。

シメのラーメン(とんこつ)の破壊力

  • カロリー: 約700〜800kcal
  • 糖質: 約70g(白米茶碗2杯分)
  • 脂質: 約30g
  • 塩分: 約6g(1日の摂取目安量に近い)


これを深夜に食べると、ほぼ確実に脂肪になります。

シメを回避する戦略

  • 「明日早いんで」と先に伝えておく
  • 「最近胃腸が弱くて」という言い訳を用意
  • どうしても付き合う場合は「スープだけ」で凌ぐ



第4章:翌日の「早期回復」戦略


この章のポイント

  • 二日酔いの正体は「脱水」と「低血糖」。まずは水分と塩分を補給
  • グルタミンなどのサプリで、ダメージを受けた胃腸と筋肉をケア
  • 「寝てばかり」は逆効果。軽めの有酸素運動で毒素を排出する


楽しんだ翌日、身体が重い…。ここでどう動くかが、身体資本を守れるかどうかの分かれ道です。

1. 水分と塩分を最優先でチャージする

アルコールの利尿作用で、翌朝の身体はカラカラの脱水状態です。

起床後すぐにやること

  1. コップ2杯の水(500ml)を飲む
  2. 経口補水液またはスポーツドリンクを飲む
  3. 味噌汁やスープで塩分とミネラルを補給


おすすめの回復ドリンク

  • OS-1(経口補水液): 脱水状態に最適
  • ポカリスエット: 糖分と電解質のバランスが良い
  • 味噌汁: 塩分、タンパク質、発酵食品のトリプル効果
  • しじみ汁: オルニチンが肝臓をサポート


水分補給で頭痛やダルさが驚くほど和らぎます。

※辛い二日酔いはすぐに回復しないので、水分補給と寝て過ごしましょう。

青葉
青葉

「水を飲むだけ?」と思うかもしれませんが、これが最も即効性のある回復法だよ。


2. 軽めの食事で胃腸を労わる

二日酔いの朝は食欲がないかもしれませんが、空腹のままだと低血糖で余計にダルくなります。

おすすめの朝食

  • バナナ: 糖質とカリウムで素早くエネルギー補給
  • おかゆ: 消化に優しく、胃腸を労わる
  • ヨーグルト: 腸内環境を整える
  • 卵料理: タンパク質とビタミンB群が豊富


避けるべき食事

  • 脂っこいもの: 胃腸に負担がかかる
  • 刺激物: カレー、キムチなど
  • 冷たすぎるもの: 胃腸を冷やす


3. サプリメントでリカバリーを加速

ここで役立つのが、身体資本戦略で紹介しているサプリメントです。

二日酔い対策サプリ

グルタミン(5〜10g)

アルコールで負担がかかった腸の働きをサポートし、免疫維持にも役立つアミノ酸

直接の二日酔い改善エビデンスは限定的だが、体調を整える目的では有用です。


ビタミンB群(マルチビタミン)

アルコール代謝に必要なビタミンB群を補い、エネルギー産生をサポートする。

特に飲酒量が多い人には不足しやすいため、翌朝のだるさ軽減に役立つ可能性があります。


ウコン(クルクミン)

抗炎症作用を持ち、肝臓の負担を和らげる可能性がある成分。

飲酒前に摂ることで翌日のだるさ軽減に役立つとする報告もあるが、個人差が大きいのも事実。


タウリン

タウリンは肝臓の働きをサポートし、疲労回復にも関与するアミノ酸。

翌日だるさが残りやすい人には有用とされています。


実際の使い分け

  • 飲み会前: ウコン、ビタミンB群
  • 飲み会後(就寝前): グルタミン、水を大量に
  • 翌朝: グルタミン、ビタミンB群、タウリン、水分


4. ダルい時こそ「軽めの有酸素運動」

二日酔いの日って、正直ベッドから出たくないですよね。でも、ずっと寝てるだけだと 血流が悪いまま で、アルコール代謝のスピードも落ちてしまいます。

特に40代は回復力が下がってくるので、「軽く動いて代謝を戻す」ことがかなり効きます。

おすすめの回復運動(全部“軽め”でOK)

  • ウォーキング(20〜30分)
    一番おすすめ。体に負担なく血流が戻り、回復がスムーズに。

  • 軽いジョギング
    気分がよければ、ゆっくり。汗をかくことで体温が上がり、代謝が活性化。

  • ストレッチ
    凝り固まった筋肉をゆるめて、頭の重さとだるさが軽減。

  • ヨガ
    呼吸が整うので、自律神経がリセットされやすい。


運動する時の注意ポイント

  • 水をしっかり飲んでからスタート
  • 激しい運動はNG(40代は心臓に負担が出やすい)
  • 午前〜昼すぎくらいがやりやすい
  • 汗をかいたらもう一度水を飲む


青葉
青葉

無理しない範囲で“動けるだけ動く”が正解です。


シャワー・お風呂・サウナの使い分け

  • 熱めのシャワー(40〜42℃)
    体がシャキッとして血流が一気に回復。とりあえず朝イチでこれ。

  • 半身浴(38〜40℃を20分)
    じんわり体が温まり、自律神経が整ってラクになる。

  • サウナ(体調が良ければ)
    汗をかいてスッキリ。「動くのはちょっと…」という人にはあり。
    脱水になりやすいため、水分補給は必須


水を飲む → 軽く動く → シャワーorお風呂

この流れをつくると、アルコール代謝がスムーズになって回復がかなり早くなります。

無理は禁物ですが、「軽く動く」ことをサボらないのが40代二日酔い対策のポイントです。

5. 「追い酒」の誘惑に絶対に負けない

「迎え酒すると楽になる」という迷信がありますが、これは最悪の選択肢です。

追い酒がダメな理由:

  • 一時的に感覚が麻痺するだけで、肝臓のダメージは増える
  • アルコール依存への第一歩
  • 回復が大幅に遅れる


どんなに辛くても、水、食事、休息で乗り切りましょう。


まとめ:飲み会も「マネジメント」できれば怖くない

40代の飲み会は、ただの娯楽ではなく「身体への負荷テスト」です。しかし、ここまで紹介した戦略を使えば、その負荷を最小限に抑えることは可能です。

飲み会生存戦略・3つの鉄則:

✅ 1. 店に入る前にプロテインを入れる

  • 飲み会の30分前にプロテイン20〜25g
  • 可能なら食物繊維(めかぶ、サラダ)も
  • 空腹で戦場に行かない


✅ 2. 揚げ物を避け、ハイボールを選ぶ

  • 「茶色いもの」より「素材のまま」
  • 焼き鳥は塩、刺身
  • 甘い酒より蒸留酒


参考文献

  • Parr, E. B., Camera, D. M., Areta, J. L., et al. Alcohol Ingestion Impairs Maximal Post-Exercise Rates of Myofibrillar Protein Synthesis following a Single Bout of Concurrent Training. PLoS One, 2014.
  • Barnes, M. J. Alcohol: impact on sports performance and recovery. Nutrients, 2014.
  • 日本大学医学部 睡眠医学講座「アルコールと睡眠について」

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