〜 給料は増えないが、市場価値と年収は確実に上がった 〜
※この記事はPRリンクが含まれます
「本を読む人は、生涯年収が高い」
ビジネス系YouTuberや自己啓発本で、こんな言葉を聞いたことはありませんか？
正直、胡散臭いですよね。
私も5年前まではそう思っていました。
当時の私は、勤続11年目の理学療法士。給料は3年間凍結され、手取りは20万円台。
仕事が終わればシーバス釣りに没頭し、パチンコ・スロットで時間を潰す日々。
「本なんて一冊も読まない」、典型的な量産型PTでした。
しかし、34歳の時に「このままではヤバい」と焦りを感じ、藁にもすがる思いで読書を開始。
それから5年。約200冊の本を読み、行動した結果、私の年収とキャリアはどうなったのか？
結論から言います。
「読書だけで給料は上がらない。しかし、"年収"と"市場価値"は確実に上がった」
この記事では、平凡な理学療法士が5年間の「知的投資」で得たリアルな数字と、具体的な変化を包み隠さず公開します。
第1章：【検証結果】読書開始前 vs 5年後の年収比較
まずは論より証拠。私のリアルなビフォーアフターをご覧ください。
📊 5年間の変化（スペック比較表）
| 項目 | 読書開始前（34歳） | 現在（39歳・5年後） |
|---|---|---|
| 役職 | 一般職員 | 主任 |
| 年収 | 約400万円 | 約500万円（+100万） |
| 月収 | 手取り20万円台 | 手取り30万円近辺 |
| 仕事内容 | 言われた業務をこなすだけ | 訪問リハ立ち上げ、介護認定審査委員 |
| 副収入 | 0円 | 介護予防教室、認定審査会、ブログ |
| 平日夜 | 晩酌、テレビ、釣り | 読書、ブログ執筆、筋トレ |
| 休日 | 釣り、パチンコ・スロット | 朝活、自己研鑽、家族サービス |
| 読書量 | 年0冊 | 年間30〜40冊（5年で200冊） |
5年前の自分に見せたら、「嘘だろ？」って言われそう。
1-1. 重要：「給料」は増えていないが、「収入」は増えた
ここで正直に告白します。
「病院からの基本給はほとんど上がっていません」
経営状況により定期昇給は微々たるものでした。主任になっても役職手当はわずかです。
では、なぜ年収が100万円近く増えたのか？
それは読書によって**「社外で稼ぐ力（市場価値）」**がついたからです。
1-2. 年収アップの内訳
| 収入源 | 金額（年間） | きっかけ |
|---|---|---|
| 役職手当（主任） | +10万円 | 読書でマネジメントやプレゼン能力が向上し、昇進 |
| 介護認定審査委員 | +10～20万円 | 地域活動に積極参加し、自治体から依頼 |
| 介護予防教室（講演） | +２万円 | 専門知識＋プレゼン力で講師依頼が増加 |
| ブログ | +1.2万円（笑） | わずかだが、自分の力で0→1を達成 |
合計：年収20〜30万円アップ
ブログ収益は月1,000円だけど、「自分で稼ぐ難しさ」を知れたのが一番の財産かも。
1-3. 「本を読めば勝手に給料袋が厚くなる」わけではない
重要なのは、読書→行動→チャンス→収入 という流れがあったことです。
多くの人は「読書→終わり」で止まるから、年収が上がりません。
私の場合：
| 読書 | 行動 | チャンス | 収入 |
|---|---|---|---|
| 『1分で話せ』を読む | 上司への報告を結論から話す | 「青葉は分かりやすい」と評価 | 主任昇進 |
| 『エッセンシャル思考』を読む | 無駄な業務を排除 | 定時退社で時間の余裕 | 副業に挑戦可能 |
| 『脳を鍛えるには運動しかない』を読む | 毎朝運動を習慣化 | 体力・メンタル強化 | 困難な仕事にも挑戦 |
本を読んで行動すれば、「給料袋を増やすチャンス」が確実に巡ってきます。
第2章：なぜ読書で年収が上がるのか？科学的根拠とメカニズム
私の実体験だけでなく、統計データも見てみましょう。
📈 統計データ：「富裕層ほど本を読む」
アメリカの「Business Management Degree」の研究によると、富裕層と一般層には以下のような違いがあります。
| 項目 | 富裕層（年収1,000万円以上） | 一般層（年収300万円以下） |
|---|---|---|
| 1日の読書時間 | 30分以上（88%） | ほぼ読まない（2%） |
| 読書の目的 | 自己改善 | 娯楽 |
*富裕層の88%が「1日30分以上読書する」**というデータもあります（トーマス・コーリー著『Rich Habits』より）。
つまり、**「年収が高いから本を読む」のではなく、「本を読んで自己改善し続けた結果、年収が高くなった」**と考えるのが自然です。
🔄 私が体感した「年収アップの黄金ルート」
私が5年間で実感したメカニズムは以下の通りです。
多くの人は「1. インプット」だけで終わるから年収が上がりません。
重要なのは、「本の内容を一つでも現場で試したか？」。これに尽きます。
「知っている」と「やっている」は全然違う。行動しないと何も変わらない。
第3章：私の人生を変えた「3つの実践」と具体的なアクション
では、具体的にどんな本を読み、何を実践したのか？
私が**「これは年収アップに直結した」**と断言できるアクションを3つ紹介します。
実践①：『アウトプット大全』で「伝える力」を磨いた
Before：報告が苦手で、会議でも黙っているタイプ
以前の私は、報告・連絡・相談が苦手で、会議でも黙っているタイプでした。
「何を話せばいいか分からない」「上司に話しかけるのが怖い」——そんな状態でした。
読書で得た知識
樺沢紫苑先生の『アウトプット大全』を読み、**「インプット3：アウトプット7」**の黄金比を知りました。
さらに、伊藤羊一さんの『1分で話せ』も参考にしました。
実践した具体的なアクション
1. 上司への報告を「結論から」話すようにした
- Before：「今日の患者さんはですね、まず午前中にリハビリをして、その後…（ダラダラ）」
- After：「結論から言うと、退院可能です。理由は3つあります。1つ目は…」
2. 勉強会で積極的に質問した
- Before：分からないことがあっても黙っている
- After：「この症例の場合、〇〇はどう考えますか？」と質問
3. プレゼン資料の作り方を学んだ
- パワーポイントのスライドを「1スライド1メッセージ」に
- 文字だらけのスライドを卒業
結果
- 「君の説明は分かりやすい」と上司から評価される
- 主任への推薦
- 訪問リハビリ立ち上げの責任者に抜擢
- 介護認定審査会審査委員に選ばれる
- 県学会の準備委員長に任命される
「伝える力」は、理学療法士にとって最強のスキル。患者、上司、他職種、全てに使えると感じてます。
実践②：『エッセンシャル思考』で「定時帰り」を勝ち取った
Before：「仕事が終わらない」「毎日同じことの繰り返し」
以前は、頼まれた仕事を全て引き受け、残業が当たり前でした。
「断ると嫌われるかも」「自分がやらないと誰がやるんだ」——そんな思い込みがありました。
またタスクが多くて集中力も分散してしまい効率がさがりますよね。
読書で得た知識
グレッグ・マキューン著『エッセンシャル思考』で、**「やらないことを決める」**重要性を学びました。
「より少なく、しかしより良く」この言葉が刺さりました。
実践した具体的なアクション
1. 「やらなくていい業務」を徹底的に捨てた
- 例：生産性のない会議は欠席届を出す
- 例：「これは自分がやるべきか？」と常に自問
やったほうが良いけど、やらなくても良い業務はやらない、もしくは減らしました。
絶対に必要な業務だけに集中です。
2. 愚痴を言うだけの飲み会から距離を置いた
- Before：誘われたら断れない
- After：「今日は家族サービスがあるので」と丁寧に断る
3. 「緊急ではないが重要なこと」に時間を使う
- 読書
- 運動
- ブログ執筆
結果
- 業務効率が上がり、定時で帰れるように
- 空いた時間でブログを書いたり、介護認定審査会の準備をする時間が生まれた
- 副業収入が増えた
- 家族との時間も増えた
「やらないことを決める」って、最初は勇気がいるんですよ。
でも、これができないと時間は永遠に増えないから今の状態が定年まで続きます。
実践③：『嫌われる勇気』で「メンタル」を安定させた
Before：他人にイライラ、ストレスだらけ
中間管理職になると、部下や上司との板挟みでストレスが溜まります。
「なんであいつは上司の前だけいい顔するんだ？」「上司は何も分かってない」——そんな感じで苛ついてましたね。
読書で得た知識
岸見一郎・古賀史健著『嫌われる勇気』で、アドラー心理学の**「課題の分離」**を学びました。
「他人がどう思うかは相手の課題。自分にはコントロールできない」
この考え方が、私のメンタルを救いました。
実践した具体的なアクション
1. 「相手の課題」には踏み込まない
- Before：後輩が仕事をサボっていると注意していた
- After：求められない限り、アドバイスしない
2. コントロールできる自分の業務だけに集中
- 他人を変えようとするエネルギーを、自分の成長に使う
3. 愚痴や悪口を言う人とは距離を置く
- エネルギーを奪われる人間関係を断捨離
結果
- メンタルが安定し、困難なプロジェクト（地域ケア会議への参加など）にも**「なんとかなる精神」**で挑戦できるように
- 職場でのイライラが激減
- 「青葉さんは落ち着いている」と評価される
- 睡眠の質が向上
この本は、人生で初めて「読書って面白い」と感じた本。物語調で読みやすいから、読書嫌いな人にもおすすめ。
第4章：年収を上げたい人が最初に読むべき本【ROI重視】
もしあなたが、「今の年収に不満がある」「もっと評価されたい」と思っているなら、以下の本から始めてみてください。
私が150冊以上読んだ中で、特に**「費用対効果（ROI）」が高かった本**です。
📘 1. 成長の教科書『学びを結果に変えるアウトプット大全』
- 著者： 樺沢紫苑
- 価格： 約1,500円
こんな人におすすめ
- 本を読んでも忘れてしまう人
- 行動に移せない人
- 収入を増やしたいアラフォー
学べること
- インプット3：アウトプット7の黄金比
- 成長する方法（書く、話す、行動する）
- 記憶に定着させる技術
私の実体験
この本のおかげで、ソシャゲ（モンスト・妖怪ウォッチぷにぷに）のガチ勢を引退しました。
「ソシャゲに使う時間を、リアル人生のレベル上げに使おう」
まるでRPGの攻略本のように、自分のレベルを上げる具体的な方法が分かります。
読書初心者に最もおすすめしたい1冊です。
📘 2. 思考の土台『脳を鍛えるには運動しかない！』
- 著者： ジョン・J・レイティ
- 価格： 約2,200円
こんな人におすすめ
- 集中力が続かない人
- 40代で体力低下を感じている人
- 頭が良くなりたい人
学べること
- 運動が脳に与える影響
- 神経細胞（BDNF）が増え、頭が良くなる仕組み
- うつ病やストレスへの効果
私の実体験
*「年収と関係ないじゃん」**と思うかもしれません。
しかし、全ての知的生産活動のベースは**「脳と体」**です。
この本を読んでから、毎朝のHIIT・筋トレ・有酸素運動が習慣になり、40代目前の今が人生で一番体力があります。
運動することで集中力が上がり、読書効率も上がりました。
📘 3. メンタル安定『嫌われる勇気』
- 著者： 岸見一郎・古賀史健
- 価格： 約1,600円
こんな人におすすめ
- 職場でイライラしがちな人
- 他人の評価が気になる人
- 人間関係に疲れている人
学べること
- 課題の分離
- アドラー心理学の基本
- 承認欲求を捨てる方法
私の実体験
読書が楽しいと初めて感じた本です。
物語調（対話形式）で書かれているので、読書嫌いな私でもスラスラ読めました。
職場でのストレスが激減し、**「なんとかなる精神」**が身につきました。
年収アップに直結したというより、「人生を楽に生きる知恵」を学べた本って感じ。
📘 4. お金の基礎『お金の大学』
- 著者： 両＠リベ大学長
- 価格： 約1,500円
こんな人におすすめ
- 貯金が増えない人
- 固定費を見直したい人
- お金の知識がゼロの人
学べること
- 5つの力（貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う）
- 固定費削減の具体的な方法
- 投資の基礎
私の実体験
この本で保険とスマホ代を見直し、年間10万円以上の固定費削減に成功しました。
「収入を増やす前に、支出を減らす」
これが最速で資産を増やす方法だと学びました。
📘 5. 後悔を力に『THE POWER OF REGRET』
- 著者： ダニエル・ピンク
- 価格： 約1,800円
こんな人におすすめ
- 過去を後悔している人
- 20〜30代を無駄に過ごしたと感じている人
学べること
- 後悔をバネに成長する方法
- 後悔の4つのタイプ
- 前向きに生きるヒント
私の実体験
私は20代〜30代前半を、釣りとパチンコで無駄に過ごしました。
でも、その後悔があったからこそ、読書に出会えました。
「後悔は、成長の材料だ」
そう思えるようになった本です。
第5章：まとめ：1,500円の投資で、年収は100万変わる
5-1. ブログ収益は月1,000円（笑）。でも、それが良かった
正直に言います。
ブログを5年書いていますが、ブログ単体の収益は月1,000円程度です（笑）。
「自分で稼ぐ」ことの難しさを痛感しました。
しかし、その経験があったからこそ、**「組織に守られているありがたみ」**を知り、本業にさらに身が入るようになりました。
「給料が低い」という愚痴がなくなりました。
事業を継続していくことがどれだけ難しいか。
個の力だけで稼ぐことがどれだけ大変か。
これを知っているか知らないかで、職場への姿勢が変わります。
そして結果的に、5年かかりましたが本業＋外部収入で年収は100万円アップしました。
副業で失敗したからこそ、本業で成功できた。人生、無駄なことなんて一つもないと感じます。
これからもブログは書き続けますが（笑）
5-2. 読書で年収が上がるか疑っている人へ
劇的に収入を増やす人もいるし、私みたいに少しだけ増える人もいる。全く増えない人もいるかもしれません。
でも、本を読んで収入を増やす方法を学ばないと、収入は増えません。
他の人がやらないことをやるから収入が増えるのであって、待っていては何も変わりません。
本の値段は、たったの1,500円程度です。
飲み会1回分の半額以下で、先人たちの知恵（メンター）を手に入れ、年収を上げるチャンスが掴めるのです。
これほどコスパの良い投資はないね。
5-3. 40代からでは遅い？いいえ、「今日が一番若い日」です
自分でもすでに遅いな〜と感じています。
でも、今読書をしないと、50代になった時に**「40代の時に読書してれば…」**と後悔します。
今、40代からでは遅いなと感じる後悔の何倍にもなって返ってきます。
ちなみに、人間はいつのタイミングに始めても「遅い」と感じます。
10代の息子ですらもっと早く始めておけばと言うくらいですから（笑）
だから今から1冊でも良いから買って読んでほしい。
「もっと早く始めておけば」って後悔するくらいなら、今日から始めよう。
5-4. 今すぐ読書を始めたい人へ
まずは1冊。
あなたの市場価値を変える本を、今日手に取ってみませんか？
読書は裏切らない。でも、行動しなければ何も変わらない。
私が最もおすすめするのは『アウトプット大全』です。
理由は、**「今の自分より少しだけ成長しないと、収入は増えない」**から。
成長する方法を、RPGの攻略本のように分かりやすく解説してくれています。そして読みやすい。
関連記事【知的投資カテゴリー】
この記事を読んで、さらに深く知りたい方は以下の記事もご覧ください。
- 40代から『学び直す』のは遅い？私が実感した知的投資のリターン（現在作成中）
- 読書習慣が続かない人へ。ストップウォッチと手帳だけで変わる『記録の力』（現在作成中）
- 40代が最初に読むべき『人生を変える10冊』厳選リスト（現在作成中）
- 【まとめ記事】理学療法士40代の知的投資｜年収の天井を破った読書術
知的投資は、裏切らない。
今日から、あなたも1冊の本を手に取り、人生という実験を始めてみませんか？
